カリグラフィと一口にいっても、何種類もあり、教室で学ぶ場合、ゴシックを1年かけて習得するケースもあります。
1年の終盤くらいにカリグラフィのゴシックのデザイン物を仕上げてようやく終了と言うケースはよくあります。
また全てのカリグラフィの技術を習得した後、講師やカリグラフィー協会などに問い合わせてもすぐに仕事は見つかりません。
助手の間は、給料は無いに等しいので、カリグラフィの仕事で稼ぐというのは、非常に厳しいものがあります。
カリグラフィを小学生の頃から始めている人でも、大学生になる頃にようやく全て終了するという感じです。
書道での仕事で生計をたてるのも難しい中、カリグラフィは日本語でないので、なおさら仕事の需要は低いです。
特に今はパソコンでいろいろ印刷できる時代なので、カリグラフィの仕事は、ほとんどありません。
カリグラフィが好きで、あまり知られていなかった頃から勉強していた人でも、仕事として身を立てるのは難しいようです。
今なら、カリグラフィのような装飾文字は、パソコンで簡単に作れるので、仕事がないのは仕方ないのかもしれません。
カリグラフィは、仕事として役立てるのではなく、行事などでちょっとした冊子やカードを作る時に活かすとよいでしょう。
仕事として職にするのではなく、カリグラフィは、就いた職に活かす方向で考えるのがベストでしょう。
どうしてもカリグラフィを逝かせる仕事につきたいのなら、デザイナーになるといいでしょう。
カリグラフィを書く技術が、どの業種に一番適しているかは、一概に言えませんが、どんな業種でも将来何らかの役には立つでしょう。
自分のキャリアや実績を構築するのにカリグラフィは非常に有効なので、将来の仕事に備えて楽しみましょう。