カリグラフィなんて簡単簡単と思っていても、実際にやってみると、その書き方は案外難しいもの。
大体私たち日本人がカリグラフィのようにきちんと性格にアルファベットの大きさを揃えるような英語の書き方をするかというと、まずしないでしょう。
特に楽チンでごまかしやすい筆記体で、シャラシャラ〜っと書いちゃってる人も多くありませんか。
因みに、初心者に最もお勧めなのは、三角形の書き方を重視したイタリック体。
あっ、でも、本気でカリグラフィをマスターしたければ、アルファベットの書き方より先にペンの持ち方からですね。
カリグラフィは先が平たくなった専用のペンを使って文字を書きますので、そのペンを持つ角度が文字の書き方と同じ位重要になるんです。
鉛筆でもそうですが、やはりこのペンが正しく持てなければ、中々綺麗なアルファベットは書けません。
逆に言えば、ペンを持つ角度さえ確立出来れば、カリグラフィの基本的な書き方をほぼマスターしたと考えてもいい位でしょう。
すいません、これはちょっと言い過ぎですが、まあその位、ペンの持ち方を重要視していただきたいという事を分かっていただきたいのです。
で、まあそれからカリグラフィ独特の文字の書き方という事になって行く訳ですが、これは書体によってそれぞれいろいろなコツがあります。
お手本となる文字を見ながら真似る事で、その書き方をマスターされて行かれる方も大勢いらっしゃいますし、最近は動画によるレクチャーも多く見かけます。
この辺りは、それこそ日本の書の心と同じで、とても大切なのではないでしょうか。
ただ、書道と違ってカリグラフィは、いろいろなデザインを施した書き方が出来るので、若い女性にはとても楽しんでいただけるんじゃないかと思いますね。
実際、手書きで手紙などをしたためる事がめっきり少なくなった昨今、こうした楽しい文字の書き方にはまってみるのって素敵なものですよ。