簿記検定を学生時代に受けて資格を持っている、という方もかなり多いのではないでしょうか。
特に商業高校に通っていれば必修科目として簿記が用意されており、簿記検定を受けるのは自然な流れと言えます。
対して社会で活用される簿記は日商簿記と呼ばれるもので、簿記としての基本は同じですが簿記検定として見ると難易度に違いがあります。
社会人でこれから簿記を始めようとしている場合には、入門として全商簿記を選ぶのは良いかもしれませんが手っ取り早く日商簿記検定を目指しても良いでしょう。
簿記検定を高校で受けた時は、学校を通して申込みをしていたかもしれませんが社会人に学校はありません。
或いは簿記検定に向けて予備校にかよっているなら、そこから申込みが可能という事もあります。
簿記検定の申込みには、個人のほかに団体という選択肢もあります。
個人で簿記検定に申込みをする際には、ウェブサイトか最寄りの商工会議所へ問い合わせるのが通常です。
一度の試験に対して申込み可能な回数は決められているため、一度に二つの簿記検定を受けるには併願する必要が出てきます。
不安な場合には、簿記検定試験日の何ヶ月か前に商工会議所へ問い合わせて申込み方法他を確認しておくと良いでしょう。
どれだけの期間簿記検定の申込みを受け付けているかは、地方の商工会議所によって異なる場合があるため要注意です。
簿記検定への申込み作業が済めば、あとは試験日まで勉強の仕上げ作業です。
特に過去問題はカギを握っているといっても過言ではなく、次の簿記検定でも似た傾向の問題が出題される事もあります。
あまりお金の事は言いたくありませんが、簿記検定受検はタダではないので受けるからには合格したいですね。
簿記検定はその性質上、応用させる事で日常生活に組み入れて有効に使うことのできるものです。