中国語検定は、リスニングが重要ですが、解答については、マークシートによる選択式と一部記述式を採用しています。
基本的に中国語検定では、録音によるリスニングを課していて、準1級、1級についてはリスニングによる書き取りがあります。
記述式の中国語検定の解答は、簡体字の使用が原則ですが、2級以上の級は、簡体字未習者の繁体字の使用でもOKです。
中国語検定の基準点は、リスニングと筆記を合計した点数で、4級〜1級はリスニングと筆記が合格基準点に達していないと合格できません。
また、中国語検定の準4級については、合格基準点に達しても、リスニング試験を受けていないと不合格になります。
中国語検定のリスニングは、日本語より豊富な子音と中国語特有の声調があるので、日本人にとっては難関です。
発音はある意味開き直ることができますが、聞き取れないものは開き直っても聞き取れないので、リスニングは中国語検定の鬼門となっています。
逆に考えると、リスニングの壁さえ突破してしまえば、中国語検定というのは楽になると言えます。
中国語リスニング学習法が、中国語検定合格の大きな別れ道となり、リスニング学習者の問題解決の糸口になります。
中国語検定のリスニングは4級ができても、3級のリスニングはできない、ということがよくあります。
そうした人は、中国語検定のリスニング対策として、聴き取りと書き取りを繰り返すしかないでしょう。
書き取りは大変ですが、中国語検定のリスニングの勉強で、ダラダラと長い時間聴くよりはましで効果的です。
中国語検定3級のリスニングについては、語彙力が左右されるので、勉強方法としては听写が良いでしょう。
リスニングCDを聞きながら、分からない単語のピンインを書き取ったり、重要なキーポイントを書き取る中国語検定の練習法です。